CAS 140 IR シリーズ 高精度な赤外線測定を実現するアレイ型分光器


CAS 140CT IR シリーズ – 赤外域の波長に対応した高性能モデル
世界中のハイエンドLED、照明器具、ディスプレイのメーカーは、Instrument SystemsのCASアレイ分光器の正確で信頼性の高い測定結果に、長年にわたり信頼を頂戴して参りました。
CAS 140CTには、1100 nm以上の波長を測定するために、IR1(780 nm - 1650 nm)とIR2(1500 nm - 2150 nm)の2つのモデルがあります。IR1シリーズには、特に低い放射束を測定するためのモデルが追加で開発されています(ハイゲインオプション)。ご要望に応じて、IR1モデル(波長範囲1310 nm~1440 nm)の光学解像度が1 nm未満の高解像度バージョンもご用意しています。
Instrument Systemsのすべての分光器と同様に、赤外モデルにはドイツ国立物理工学研究所(PTB)およびアメリカ国立標準技術研究所(NIST)にトレーサブルな校正ができます。
MultiCAS システム
トリガーボックス(オプション)を介して複数のCAS 140Dモデルを組み合わせることで、CAS 140CTの赤外線モデルをMultiCASシステムにアップグレードすることができます。これにより、非常に広い波長域や複数のサンプルを対象とした複雑な分光測定を同時に行うことができます。
対応する分析ソフトウェア「SpecWin Pro」のMultiCASモジュールは、すべての測定データをユーザーフレンドリーな方法で共通の測定カーブで評価します。
CAS 140CT IR シリーズ - 赤外線モデルの製品詳細
- 780 nmから2150 nmまでのモデルバージョン
- IR1に高感度オプションを追加
- 暗電流を最小にするために検出器を-20°Cに冷却。
- 迷光の抑制に優れた分光器
- NDフィルターホイール
- 豊富なスペクトルソフトウェア「SpecWin Pro
高品質なLEDの開発と品質管理
CAS 140CTの赤外線モデルは、Instrument Systemsの複雑なシステムソリューションの主要な測定器の一つです。長寿命で信頼性が高いため、広帯域光源や赤外LEDの開発や品質管理に採用されています。
赤外線分光器CAS 140CTの測定範囲は、他のCASモデルと組み合わせることで、非常に幅広い応用が可能になります。Instrument Systemsのシステムで、透過、反射、太陽光発電など、定評のあるブランドや新たな挑戦をしているお客様の測定課題を解決致します。