LGS 1000 大型SSL/LEDモジュール用ゴニオフォトメーター


大型サンプルの配光特性の測定
LGS 1000は、大型で重量のあるLEDモジュールやSSL(Solid-State Lighting)製品、従来のランプや照明器具の角度に依存する配光特性を正確に測定する装置です。
この装置は、従来のゴニオフォトメーター同様に光度計と組み合わせて使用することもできますし、CAS 140Dなどの分光器と組み合わせて使うこともできます。そして、光度分布、光束、色度座標、さらには演色評価数など、あらゆる主要なパラメータを高精度で測定することができます。サンプルサイズは直径2m、重量50kgまで対応しています。
光度計と組み合わせることにより、非常に高速な測定を "オンザフライ " で行うことができます。つまり、ゴニオフォトメーターの動きを止めることなく、進行させながら試料の配光分布を短時間で測ります。また、ソフトウェアSpecWin Proの豊富な機能により、装置の前準備と測定値の評価が容易に行えます。
LGS 1000 – 主な特長
- 直径2m、重量50kgまでの大型サンプルを容易に設置可能
- 光度、分光放射量、および色度値を正確に測定
- 取り付け姿勢に敏感なサンプルのための革新的な点灯位置補正
- IESおよびEULUMDATフォーマットでのデータ出力
- シンプルかつ直感的な操作で、電源供給とサンプルの電気的測定が行える
- 繰り返し測定を伴う作業でも、電源オンからルーチン測定まで容易に構成可能
- 広範で適応性のある測定ログとレポート機能搭載
エネルギー効率クラスの評価
Instrument Systemsは、LGS 1000用の様々なアクセサリーと総合的なソフトウェアキットを提供しています。この完成されたシステムは、規格に準拠したSSL製品の仕様および分類・評価に最適です。また、点灯位置を補正する機能(位置補正オプション)により、取り付け姿勢に敏感なサンプルの特性評価にも対応しています。
LGS 1000 – 主な仕様
LGS1000は、ゴニオフォトメーター本体、サンプル固定用プレート、LGSコントローラーで構成されています。コントロールユニットは、独立した19インチのキャビネットに設置されています。
光束積分器と位置補正
省スペースのためのLGS1000の拡張機能。

光束積分器
CIE S 025、EN 13032-4、IES LM-79-2008に準拠して、直径200mmまでのサンプルを点灯位置補正して測定します。

点灯位置補正
大型サンプルに対しては、点灯位置(姿勢差)の関連パラメータを独立して測定することができ、現行の規格であるCIE S 025およびEN 13032-4に準拠した補助フォトメーター法による測定が可能です。このようにLGS 1000は、大型で高価な回転ミラー式ゴニオメーターに代わる製品となります。