積分球UVシリーズ UV-LEDの正確な測定
高反射率PTFEコーティングを施した積分球
Instrument Systems社の製品ラインアップは、全てのスペクトルレンジにおける完璧な測定システムで構成されています。PTFE素材の積分球とCASシリーズの高速分光測光器の組み合わせにより、特に紫外および赤外波長域の放射パワーの超高感度測定が可能になります。
直径75mm、100mm、150mm、250mmの積分球ISP PTFEには、3つの測定ポートがあり、フォトダイオードや分光計など、複数の測定装置を接続可能で、中央のポートには自己吸収補正用の補助光源を接続することができます。高反射率PTFEコーティングにより、紫外および赤外の重要な領域でも高いスループットが得られます。
PTFE積分球を使用したすべての測定システムは、、ドイツ国立理工学研究所(PTB)トレーサブル校正付きで納入されます。
主な特長
- UVおよびIR測定用の完全なシステムソリューション
- 200 nmから2500 nmまでの超高感度測定
- 設定可能な3つの測定ポート(直径75mmからの球体用)
- 高反射率PTFE素材により、重要な紫外および赤外領域でも高い光学スループットを実現
- 自己吸収補正(SAC)用の外部光源のオプション接続
紫外から赤外までの正確な放射特性評価
一般的な生産用途としては、小型の積分球ISP PTFEはウェハプロービングやチップテストに使用され、大型サイズはシングルチップおよびマルチチップのテストに使用されています。
また、積分球ISP PTFEは、IR VCSELおよびEELレーザー、IRおよびUV-LEDの実際の製品開発や、UVおよびIR光源の生産のためのリファレンスシステムの構築において、研究開発室にて使用されています。
最適な性能を確保するために、UV放射と組み合わせて使用する際は積分球に特殊な前処理を施すことをお勧めします。これにより、200 nm 以上のUV範囲での安定性が向上し、蛍光効果が抑えられます。詳しくはお問い合わせください。
主な仕様 – トレーサブルに校正された超高感度測定
