LumiTop 4000 / 2700 ディスプレイ製造のためのイメージング色彩輝度計






LumiTop 4000 / 2700 – イメージング技術と分光測定技術を組み合わせた革新的な設計
Instrument Systemsのイメージング色彩輝度計LumiTop 4000とLumiTop 2700は、高速分光測光器CASシリーズと組み合わせて、生産ラインにおけるディスプレイの輝度と色度の均一性を測定します。また、フォトダイオードも搭載しており、3つの異なる測定器の利点を兼ね備えた装置です。
- 分光スポット測定による圧倒的な精度
- 2次元の色度測定による分析オプション
- フォトダイオードを用いた高速測定、時間分解能
独自の光学設計により(特許取得済)、1回の撮影で3つのセンサーを同時に測定することができます。絶対値に優れる分光測定値はライブリファレンスとして使用され、撮影した全表示領域に対して反映されます。これにより、測定時間が非常に短くなり、関連するすべての光学評価が1つのテストステーションで実施できます。
LumiTopには2つの基本バージョンがあります。
- LumiTop 4000: 12メガピクセル RGBセンサー(CMOS)を搭載
- LumiTop 2700: 6メガピクセル RGBセンサー(CCD)を搭載
LumiTop4000は、LumiTop2700の発展型として、より小さな欠陥や不均一性を検出・解析することができ、100mmレンズとの組み合わせにより、単一画素の解析が可能になりました(限定視野)。また、HWトリガーによる測定アプリケーションにも適しています(例:μLEDウェハーの光学評価)。高輝度モードではダイナミックレンジを拡大することができ、特に有機ELディスプレイのような変調されたディスプレイに適用できます。
また、Instrument SystemsはAR/VRヘッドセットの高度なスペック評価のために、 Near-Eyeディスプレイ研究に最適なLumiTop 4000のAR/VRバージョンをご提供します。LumiTopのAR/VRレンズは、人間の目を光学的に模倣し、ユーザーが見ている視野の色度や輝度を測定します。広いカメラ視野、さまざまな瞳孔サイズ、可変焦点により、さまざまなテストアプリケーションに対応しています。LumiTopのユニークなペリスコープ(潜望鏡)デザインは、Near-Eyeディスプレイへの近接設置を容易にし、すでに実装されているヘッドセット内の狭い環境下でも、最適な測定位置を確保します。また、ハードウェアトリガーを用いることで2台のLumiTopを同期させ、両眼同時測定を行うことも出来ます。
LumiTop 2700 / 4000 – 主な特長
- 生産現場でのディスプレイ品質管理において、世界的に認められた測定システム(高速分光測光器CASシリーズとの組み合わせ仕様)
- カメラセンサー解像度6メガピクセルと12メガピクセルの2モデルを用意
- 高速、高精度の光学測定
- 分析機能が豊富なLumiSuiteソフトウェア(GUIとSDK)
- 輝度/色度均一性、Mura、画素欠陥、コントラスト、ガンマ曲線、ホワイトポイント、フリッカー、輝度変調などあらゆる特性評価、そしてディスプレイ中央における分光スペクトル解析が可能
- Near-Eyeディスプレイの光学評価に適したペリスコープ(潜望鏡)デザイン
LumiTop – 光学製品の評価に最適なソリューション
LumiTopシステムは、生産設備のディスプレイ測定用途に特化して開発されました。スマートウォッチやテレビのディスプレイパネル、バックライトユニット、μLEDウェハーなど、LumiTopカメラを用いた測定ソリューションは、品質管理に必要な測定結果を迅速かつ正確に提供します。