積分球 ISPシリーズ LEDおよび照明器具の正確な光束測定








高品質なコーティングと高い測定精度
Instrument Systemsは、各種LEDやランプ、照明器具用として積分球ISPシリーズを開発しました。高速分光測光器CASシリーズシリーズ のアクセサリーとして、研究室や生産現場の幅広い測定作業で用いられます。球体内のジオメトリ(構造)が最適化されているため、Instrument Systemsの積分球はすべてにおいて高い測定精度を有します。高品質の硫酸バリウムコーティングは、波長範囲240~2600nmにおいて長期的に非常に安定しています。
ISPシリーズの積分球には、測定ポートを使って光源の前方放射のみを測定する2π構成のタイプと、積分球の中心に光源を固定して4π構成で光束を測定する大型タイプがあります。このようにして、光源タイプに応じてあらゆる方向の全光束を測ることが出来ます。
ISP Integrating spheres – Product details:
- Barium sulfate coating with 97% reflection in the visible range
- Minimal aging effects and extremely low fluorescence level of coating
- Cover the spectral range between 240 and 2600 nm
- Ideally tailored to the spectrometer portfolio from Instrument Systems
- Spectrometer can be connected by means of a fiber optic cable
あらゆる光源に適した積分球
積分球のサイズは、測定する光源の最大サイズで決めます。小型のISP積分球(直径75~150 mm)は、LED単体の測定用として特別に開発されたもので、多くの研究室や生産ラインで導入されています。中型のISP積分球(直径250 -1000 mm)は、LEDモジュールや照明器具の測定に適しており、ISP 2000積分球は、特に大型で重量のある照明器具やSSL製品の測定に使用されます。
新しいディスプレイ技術の開発など、VCSELやマイクロLEDの測定においても、Instrument Systemsの積分球は、お客様の研究室での測定セットアップの重要な要素となっています。
また、拡散反射サンプルの透過率または反射率を測定するための積分球ISP 150も提供しています。拡散反射測定についてはDIN 5036の要件に準拠した設計となっており、内径150mm、測定ポート25mm、入射角8°となります。
モデル概要
